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iwasakiはなぜ安いのか?カット690円で利益出んの?

izuru
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どうも、元社畜美容師のizuruです!

「カット690円?・・え、それって利益出てんの?」美容室IWASAKIの料金表を初めて見たとき、誰もがそう思ったはず。

カット690円、カラー1980円(タイムサービス時)──これ、もはや美容室の価格じゃない。。餃子の王将かっていうレベル。

でも、全国に続々と店舗を増やし続けているIWASAKI。いったいなぜこんなに安くできるのか?そして本当に利益は出ているのか?

安さのカラクリを知らずに「ラッキー♪」と通い続けているあなた。実はその裏で、働いている美容師たちがキリキリ舞いの現場でお客を回している現実をご存じだろうか?

薄利多売、長時間労働、圧倒的な人件費と材料費と光熱費のカット・・。

この記事では、IWASAKIが“異常なまでの低価格”を実現できている理由を、元美容師の視点でぶっちゃけていきます。

「安い=得」だと思っている人ほど、一度立ち止まって考えてほしい。この価格設定、実は誰かが“安く働かされている”上に成り立っているのです──。

美容室iwasakiはなぜ安いのか?その裏側を調査


正直、初めてiwasakiの価格表を見たとき、軽く衝撃だった。「カット690円」「白髪染め1980円」──いやいや、これどうやって利益出してんの?って話。

現場を知る美容師として率直に言うと、「こんな価格でやってられるわけがない」が本音。でも、IWASAKIは全国に店舗を拡大し続けてるし、お客さんもそれなりに入ってる。じゃあ、なんでそれが成り立つのか?

今回は、美容業界の現場を知る目線で、なぜIWASAKIがそこまで安くできるのか、その裏側を暴いていく。美容師のプライドを捨て、効率と数字に全振りした運営体制──それがiwasakiの「安さの正体」だ。

スタッフの“時給を極限まで削っている”


美容室IWASAKIの平均時給

美容室IWASAKIの平均時給

出典https://hairsalon-iwasaki-job.net

まず1つ目。とにかく人件費が鬼安い。。

IWASAKIの求人を見ると、地方で時給1000円前後、都心でもせいぜい1200〜1500円。これ、美容師としてのスキルや国家資格があっても関係なし。

牛丼チェーンや深夜のコンビニバイトと大差ない。

しかも、指名が入ろうが売上を立てようが、給料は変わらない。。

モチベーションも上がらないし、スタッフは回転数に追われて、常に焦りながら仕事してる。正直、やりがいもクソもないと思う・・それでも回るのは、安い給料で大量の美容師を“使い捨て”のように回しているから。

サービスの簡略化=とにかく時間短縮


IWASAKIは「ファスト美容室」だ。スピード命。1人当たりにかける時間は最短7分ほどで、どんなに遅くとも15分ぐらい。

もちろん丁寧なカウンセリングなんてないし、「今日はどうされますか?」「長さは?」で終わり!

カラーにしても、「じゃ、塗りますね」で即作業開始。使ってる薬剤も業務用の安価なもので、細かいこだわりは一切なし。

だからお客の満足度も、実は“その場限り”。「早くて安い」だけが価値。

だけど、髪が痛んだり、似合わない仕上がりでもやり直しなんて基本なし。

それでいて、店側からしたら「1日で何人こなせるか?」が収益に直結してるから、スタッフはまさに“さばく機械”状態。心のこもった技術や接客なんて、ここの現場には存在しない。

高齢層と回転命のビジネスモデル


IWASAKIのターゲット層は、高齢者や価格に敏感な層。

とにかく「安く済ませたい」人たちです。

だから、洒落た美容室のようなインテリアもないし、施術中に読む雑誌もタブレットもない。

でも、そういった「こだわりを求めない客層」をうまく取り込んでいるのが、iwasakiの強みではあると思う。

**高回転+客単価が低くても、来店人数が多ければ成り立つ。**だからこそ、薄利多売の極みを突き進めるわけ。

ただ、裏を返せば、美容師としての技術力や提案力を必要としない環境でもある。つまり、“ただの作業員”としてしか扱われない

美容師として技術が上手くなりたい、成長したい、やりがいを感じたい、指名を取りたい──そう思っている人にとっては、ここは完全に“場違い”。

IWASAKIがここまで安くできる理由、それは明白。「美容師を安く使い倒し、サービスを徹底的に簡略化した結果」

安く済ませたいお客にとってはメリットかもしれない。けど、現場で働く側からすると、誇りもモチベーションも皆無、まさに使い捨ての現場だと思う・・

安さで得する人の裏には、必ず“誰かの犠牲”がある。そのことを、ここでは少しでも伝えられたらと思う。

カット690円で利益出んの?利益が出る仕組みは?


まず、カウンセリングも必要最低限で、ほぼ会話なし!

お客というより「作業対象」って感じ。だからこそ、1日に20人以上カットするのも普通

サービスを極限まで省いてるから、施術の質や満足度は二の次。でも、それでクレームが来ても「安いから仕方ない・・」で済まされることもあると思います。。

結局、“値段なり”の施術を受け入れてる客層だからこそ、成り立ってしまってると思う・・

カット690円でも、とにかく回転率を上げて1時間に3人、4人とこなせば、それなりに売上にはなると思う・・そして、その売上の大半を「家賃と最低限の経費、そして新店舗出店のための投資」に回し、人件費はギリギリまで削って利益を確保してる。つまり、安さの裏には「スタッフの犠牲」があるってわけ。

IWASAKIは、オシャレ層や若者ではなく、価格重視の高齢者や主婦層をターゲットにしてる。

「カットだけでいい」「時間かけたくない」って人がリピーターになる。だから、「安い・早い・そこそこ」で満足する客が多い。これが一番効率のいい商売モデル。

高単価じゃなくても、とにかく人数で稼ぐビジネスモデル牛丼チェーンや100円ショップと同じ考え方。美容室業界でもそれをやってのけたのがIWASAKIってわけ。

カット690円で利益が出るって聞くと「すごい!」って思うかもしれない。でも、その実態はスタッフの犠牲と、サービスの質を捨てた商売

現場で働いてたら、「もう人間扱いされてない・・」って感じるほど、効率だけを求められると思う・・

確かに利益は出てると思う・・。でもその利益、誰かの犠牲の上でしか成り立ってないってことを、ぜひ理解しないといけない。。

現場で働くスタッフは美容師としてどう思ってるのか・・・


カット690円。この価格だけ見れば「安くて助かる!」「主婦や年配にはありがたい!」って思う人も多いだろう。

でも、その裏で、実際にこの現場でハサミを持って働いている美容師たちは、何を感じて日々仕事をしているのか?

結論から言います。“これは本当に自分がやりたかった美容師の姿なのか?”って、毎日自問自答してる人が多いだろう。。

プロの美容師として誇りを捨てるか辞めるかの二択


美容師って、もともと「お客の髪に向き合って、似合うスタイルを提案して、信頼関係を築いていく」仕事のはずだった。だけどiwasakiの現場ではそんなことは一切皆無。

1人にかけられる時間が制限されている以上、髪型の相談を受ける時間も、提案をかわす余裕もない。ただの作業。ひたすら“切る”だけ!

もちろん、お客に「ありがとう」と言われれば嬉しい。でも、それが髪型がステキで心からの感謝なのか?、それとも「この値段で切ってもらえて助かった」なのか?──わからなくなると思う・・

“美容師”じゃなくて“安いカットマシーン”になったような気分。

ただの流れ作業でメンタルがやられる


ぶっちゃけ、カットを何人やっても、カラーを何人やっても、給料は変わらない。だから技術を磨こうが、こだわろうが、正直なところ“報われない”。

おまけに、安い店だからこそ来る客層も低レベル。。

この料金でこだわる人も一定数はいると思う。。態度も上から目線。クレームも「この値段なんだから文句言うな」では済まされないお客も中にはいると思う。。

スタッフは笑顔で対応しなきゃいけないけど、心の中では正直限界ギリギリ。

「なんでこの仕事選んだんだっけ?」

「いつから美容師がこんな“消耗職”になったんだろう?」

そんな思いが頭をよぎる瞬間は、一度や二度じゃない。

「高齢者でも働けていいじゃん」と思ってる美容師へ言いたい


外から見れば「高齢でも雇ってもらえてるから助かる」って言う美容師もいる。

たしかに、普通の会社であれば定年退職で高齢者は職を探すだけでも一苦労です。

ただ、それって美容師としての“価値”を完全に捨ててる代償なんですよ

時間とお金をかけて技術を学んできたのに、それを活かす機会はない。どんな髪型でも、どんな要望でも「時間内に終わらせる」が最優先。自分の技術で喜んでもらいたい、美容師としての価値を提供したい──そんな気持ちが残ってる人ほど、この環境は地獄でしか感じないだろうね。。

【結論】辞めたい・・でも生活のために続けないといけない・・


本音を言えば、多くのスタッフは、正直「辞めたい」と思ってるでしょうね。。

でも、ブランクがある、年齢的に再就職が難しい、家族がいる・・そんな理由で「仕方なく」続けている人がほとんどだと思う・・

カット690円の裏側で、笑顔を作りながら自分の美容師人生にフタをしている人たちがいる。それが現実でしょうね。

「安さ」が正義のように言われるこの時代だけど、その安さの犠牲になってる人の気持ちを、どうか忘れないでほしい。

PS.

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運営者:izuru

 

1977年2月2日生まれ:48歳元美容師

 

美容師特有の低賃金長時間労働や人間関係に嫌気がさし退職。

 

その後PC1台でインターネットビジネスで起業し、現在はブログスクール運営やWEBマーケティング(ワードプレス構築・正しいレイアウト・SEO・アクセス集客)を展開中。

 

主にコンサルティングに力を入れており、副業からでもブログから月10万円~70万円以上稼ぐクライアントさんを多数輩出中。

 

好きなモノ→『自由、焼き肉、お酒』

苦手なモノ→『組織の謎ルールな人間関係』

 

経済的、時間的自由を得て、誰からも干渉されず我慢をしない生き方。

 

そんなちょっぴりワガママだけどオンリーワンな生き方を絶賛実現中。

 

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